長門有希ちゃんの消失 感想

全16話を観終えたので感想。
多少ネタバレを含むので注意。










学園ラブコメ。漫画原作。
非常に楽しめる作品でした。
原案は「涼宮ハルヒの憂鬱」及びその映画版の「涼宮ハルヒの消失」。
(「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」のスピンオフでもあるらしいのだけど、僕は未視聴。)
舞台は「涼宮ハルヒの消失」で涼宮ハルヒが消失した世界がベースになっている。
それで長門有希を主人公としているから「長門有希ちゃんの消失」というタイトルになっていて、長門有希は消失しない……と視聴当初は思ったのだけど、違った。
原案(涼宮ハルヒシリーズ)の「長門有希」は確かに消失していたし、本作の主人公である「長門有希ちゃん」も消失していた。
視聴当初は「涼宮ハルヒシリーズを観ていない人でも楽しめる普通のラブコメ?」と思ったけど、それも違った。
涼宮ハルヒの憂鬱涼宮ハルヒの消失で使われたセリフが随所に盛り込まれていて、ニヤリとさせられた。
100%楽しむためには原案を観てないといけない、という意味では少しハードルが高いかもしれない。
涼宮ハルヒの憂鬱」(2009年版)が全28話、「涼宮ハルヒの消失」が2時間40分だからね。
でも、それだけの価値はある、予想以上の良作でした。
まさかあのオチを持ってくるとは……